【子どもの歯科矯正】種類や大人の矯正との違い
2024-03-01 07:39
日置矯正歯科
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子供の矯正治療

大人の矯正歯科治療は見た目や咬み合わせを改善するための治療
大人の歯科矯正治療は、歯の見た目を整えて咬み合わせを改善し、歯並びを美しくすることが主な目的です。
顎の成長が完了しているため、子供とは違い、歯が動かしにくく、治療期間が長期にわたることも少なくありません。治療では、装置を用いて歯に圧力をかけて移動させる方法が一般的です。
歯を動かすためのスペースが不足している場合は、抜歯を行うこともあります。また、患者様の希望や目標に応じて、治療計画を立てることが大切です。

子供の矯正歯科治療は永久歯を適切な咬み合わせにするための治療
子供の歯科矯正治療は、これから生える永久歯の歯並びを整えることが主な目的です。顎の骨が成長中のため、顎の成長を正しい方向に導きながら、永久歯が適切な位置に並ぶように治療を行います。
乳歯の段階で咬み合わせや永久歯の生える位置を正しく導ければ、永久歯になってからの矯正治療が不要になる可能性もあります。また、大人の矯正治療と比べ、顎の骨がまだ固まっていないため、効果が早く現れる傾向があります。子供の歯は、乳歯だけの時期、乳歯と永久歯が混在する時期、すべてが永久歯に生え変わった時期と、成長に応じて状況が変化するため、治療方法も年齢や骨・歯の成長具合によって異なります。
永久歯が正しく生えるようにスペースを確保したり、上顎と下顎のバランスを調整したりするなど、多様な治療方法と矯正装置が存在します。

子供の矯正には「1期治療」と「2期治療」がある
子供の歯科矯正治療は、治療時期に応じて「1期治療」と「2期治療」の2種類に分けられます。
1期治療は、乳歯のみ、または乳歯と永久歯が混在する子供を対象とし、約6歳から小学校低学年が目安です。2期治療は、永久歯が生え揃った子供を対象とし、小学校高学年以降が目安です。歯科矯正治療は、歯や骨格の成長に合わせて行われますが、1期治療から始めても必ずしも2期治療まで進む必要はなく、歯列の状態によっては1期治療のみで終了することもあります。

1期治療(骨格矯正)
1期治療は骨格の矯正に重点を置きます。この時期は上下の顎の骨が成長しているため、咬み合わせが逆であったり、将来の永久歯のためのスペースが不足していたりする場合の基礎を整える治療が主です。
顎の骨を拡げる装置や咬み合わせを正しい方向に導く装置を使用し、永久歯が適切な位置に生えるための準備を行う期間とみなすことができます。

2期治療(歯列矯正)
永久歯がすべて生え揃い、顎の成長もほぼ完了しているため、歯並びの改善を目的とした治療を実施します。1期治療の後に2期治療を行うこともあります。
通常、上顎骨は9〜10歳で、下顎骨は身長の伸びが止まる頃に成長が完了します。成長に合わせて、装置を用いて歯並びを整えていきます。治療方法は大人の歯科矯正治療とほとんど同じで、ワイヤーやマウスピースなどを使用して歯を正しい位置に移動させます。

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